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喉の骨

叩きつけるはキーと衝動。はたまた煽るは他人とコーヒー。そして進むは横のツマミと世界と自分。

4月のコピー集。

数は少ないが、得意とヒトに言えるような事が一応ある。




それは短文を考える事である。キャッチコピーに短歌に俳句……。韻を踏んでみたり、ダブルミーニングにしてみたり、枕詞の様なモノを考えてみたり。限られた条件下において、うんうん考えてこねくり回して推敲して口に出してみて削って足して削って元に戻して白紙にして並び替えて、そして出来上がる一行若しくは二行。

その工程はまるで、数学の問題を解いているかのような感覚を覚える。
そして往々にして、一番始めに頭に浮かんだ言葉に決まる。まぁ言いたいことがそれそのものに集約されている訳だから、当然と言えば当然……かな?

機会があるごとにこんな感じで書いてきて、短歌・俳句は入選したこともあった。三分で作った標語がまさかの入選を果たした時にはさすがにビビったけれども。
キャッチコピーはここ数年から書き始め出したが、宣伝等の要素を入れ他人に伝えるという能動的な部分が、己の感性を他人に示すという受動的な要素の強い短歌・俳句と比べて難易度が高いなと感じている。宣伝会議の過去の入賞作品を見ていて、「あーそうか書いてくるのかーすげー」となる事が多々ある。

使わさせて頂いたのはこのサイトのこのお題。
365Themes


これらは実際に今年の4月に作ったものではないが(恐らく一年前に作成したもののはず)、どうせ作ったのならばそのまま世にぶち上げろの貧乏性精神から日の目を見るに至った。5月分は10程しかストックが無いはずなので、31本揃えて6月頭に出せたらと思っている。

コピーを書き始めた当時、縛りは全くと言っていい程考えていなかったのだが、何時の間にやらできていた。

縛り① お題の言葉をコピーに入れない。
縛り② 余り長くならないようにする(1文程度)。

それでは以下、今月4月のコピーを30ほど。

1.ほおづえついて「"窓の外を眺める"の枕詞」
2.秘密「隠すことから始まる事実」
3.再会「喜劇か悲劇か」
4.好き「英語にすると判別可能」
5.サクラ「散り始めてから、刹那い」
6.卒業「くぐったらぬけろ、またくぐる為に」
7.事情「誰しも抱える、溢れる寸前で」
8.名前を呼んで「返事があれば尚良し」
9.はじめての日「異世界を覗く日」
10.生まれる前「いつから眠っていたのだろう?」
11.酔い「覚めないのが良い」
12.的中「予想という名の的」
13.レンズ「集めろそして結べ」
14.天体「周り廻る丸いまま、名無しで何も謎のまま」
15.上を向いて「立ち止まる君を見下ろした」
16.気配「いてもいなくても有る」
17.泣いて泣いて泣いて「塩化ナトリウム以下その他諸々の味を知る」
18.自慢のコレクション「価値観の標本」
19.イエー!!!「カけアガるのは何ぞやと」
20.ジャンプ!「足の着くまで何思ふ」
21.YES「人生においてこれが多いと倒れる」
22.NO「人生においてこれが多いと嫌われる」
23.アイスクリーム「甘く溶けるのはこれと恋」
24.新しい靴「反抗期アリマス」
25.ごちそう「幾つになっても目は輝くのだ」
26.尻尾「可愛さ2割増し」
27.キラキラヒカル「星が見える前提」
28.薔薇色「赤以外にもあるんだぜ」
29.息も絶え絶え「絶えてないならまだ走れ」
30.納得行かない「かえる気?」